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第29回日本外傷学会総会・学術集会 ランチョンセミナー
「救急・集中治療領域における瞳孔記録計の役割」

掲載:2015年7月 / クリティカル・ケア部

第29回日本外傷学会総会・学術集会ランチョンセミナー「救急・集中治療領域における瞳孔記録計の役割-瞳孔記録計がチーム医療の懸け橋に-」

去る2015年6月11日(木)~12日(金)に開催された第29回日本外傷学会総会・学術集会(会場:札幌コンベンションセンター、会長:帝京大学医学部附属病院外傷センター教授 新藤正輝先生)において、ランチョンセミナー「救急・集中治療領域における瞳孔記録計の役割-瞳孔記録計がチーム医療の懸け橋に」を共催させていただきました。

セミナーは、日本医科大学高度救命救急センター長 横田裕行先生の司会進行で行われ、京都第二赤十字病院救命救急センター 檜垣聡先生よりご講演をいただきました。

瞳孔径と対光反射、救急・集中治療領域では頭部外傷や脳血管・神経系疾患をはじめとした診断には不可欠な測定項目です。これまではペンライトを使用して診られてきました。米国ニューロプティクス社製瞳孔記録計NPi-100は、近赤外線で瞳孔を検知、追跡し、簡単確実に瞳孔径と対光反射を測定、記録できるポータブル瞳孔記録計です。

ペンライトによる診断は、光の当て方や診断者により誤差が生じ、正確に診ることができません。NPi-100を使用することで、これらの指標を客観的、定量的データとして利用することが可能となり、より正確な診断の助けとなります。また測定した指標を基に指標値化:NPi(Neurological Pupil Index)することにより、より客観的な診断を可能としました。客観的データにより、経過観察において測定結果の比較を客観的に行うことが可能です。

今回のランチョンセミナーでは、臨床でNPi-100をご使用いただいている京都第二赤十字病院救命救急センターの檜垣聡先生から、救急・集中治療領域でのご活用の実際についてご講演頂ました。

集中治療室での頭部外傷などの脳神経疾患症例における瞳孔所見の重要性、脳ヘルニア発症の早期発見などの具体的症例、実際に瞳孔所見を取られる看護師さんによる使用や瞳孔所見の記録、申し送り時の変化などについて、実際に瞳孔記録計NPi-100を臨床で使用されているご経験に基づいた内容でした。

ご講演後は、フロアからも多くのご質問があり、活発に意見交換されました。

この場をお借りして、横田先生、檜垣先生、新藤先生をはじめ、セミナー開催にご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。

↓本セミナーのDVDは、下記よりお申込みください。↓

DVD・ハンドブック等 無償提供のご案内
■モニタ「瞳孔記録計NPi-200、NPi-100」

文責: クリティカル・ケア部
(2015年7月)

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