掲載:2016年3月 / 文責:クリティカル・ケア部
日時 : | 2016年2月12日(金)12:20~13:20 |
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会場 : | 神戸国際展示場(1号館2F)第10会場 2A展示室 |
演者 : | 横堀 將司先生 日本医科大学大学院 医学研究科 救急医学分野講師 |
座長 : | 奥寺 敬先生 富山大学大学院 医学薬学研究部 危機管理医学講座教授 |
抄録 : | ![]() |
2016年2月11日(木)から14日(日)に神戸国際展示場および神戸ポートピアホテルを会場に、第43回日本集中治療医学会学術集会が開催されました。大会プログラムは12日からの3日間でしたが、多くの医師、看護師、臨床工学技士の皆様が参加され、活発な議論が交わされました。
弊社では12日(木)と13日(金)にランチョンセミナーを共催させていただきました。ここでは、12日(木)に共催させていただいた『ランチョンセミナー9 集中治療における神経モニタリングーIntensivistのためのminimum essential』についてご報告いたします。
昨年10月に『JRC蘇生ガイドライン2015(オンライン版)』が公開されました。JRC蘇生ガイドラインでは、脳神経蘇生について多くのページが割かれています。そこで、今回の共催ランチョンセミナーでは、横堀先生に『集中治療における神経モニタリングーIntensivistのためのminimum essential』と題し、ご講演いただきました。
非常に広い会場にも拘わらず、多くの皆様にお集まりいただき、ほぼ満席となり、神経蘇生、神経モニタリングへのご関心の高さを感じることができました。
ご講演では、まず初めに神経損傷の病態生理について解説いただきました。一次的脳損傷と二次的脳損傷があり、ICUでの治療は二次的脳損傷の悪化予防が主体であるとのお話でした。
続いて、ICUにおける神経モニタリングで使用される様々な測定法、機器についてのご紹介がありました。今の神経モニタリングには低侵襲、無侵襲モニタリングが求められており、近赤外線分光法(NIRS)による組織酸素飽和度測定、赤外線瞳孔記録計などが使用されるようになってきています。瞳孔の対光反射は脳幹機能を如実に反映するため、脳幹機能を無侵襲で測定することが可能です。
ガイドライン2015では、てんかんの早期認知と治療が推奨されており、持続脳波検査が必須の技術となりつつあります。先生からは持続脳波検査とこれに用いられる脳波計(aEEG)について詳しく解説していただきました。
最後に、持続脳波モニタリングが有効であった自験例についてご紹介いただきました。いずれも非常にわかりやすく解説いただき、聴講いただいた皆様にもご満足いただけたものと思います。
この場をお借りして、共催ランチョンセミナーの機会をいただいた会長の西村先生、座長の奥寺先生、演者の横堀先生をはじめ、学会事務局の皆様に御礼申し上げます。
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DVD・ハンドブック等 無償提供のご案内文責: クリティカル・ケア部
(2016年3月)