『日本麻酔科学会 レポート』
6月12日~13日、岐阜大学麻酔・疼痛制御学、土肥修司教授会長のもと「麻酔科学の過去・現在・近未来」をテーマに、パシフィコ横浜で行われました第55回日本麻酔科学会は、参加人数約7500人と例年にも増して大変盛況な学会となりました。弊社ブースでは、本年4月より総代理店となりましたHOYA社ビデオ硬性挿管用喉頭鏡エアウェイスコープ、新商品である麻酔システム(Daisy)や脳機能モニタ(ニコレワンモニタ)、体温管理機器などの展示を行いました。
HOYA社エアウェイスコープ(AWS)
AWSの弊社展示は全国規模の麻酔科学術集会において今回が初めてのご紹介となりました。
今回の学会でAWSは、挿管困難症や意識化挿管に対する有用性などをテーマに口演9演題、ワークショップ(麻酔専門医の必須テクニックシリーズ)2件の他、またAWSについてのポスター発表セッション(26題)が設けられるほどの盛況ぶりで、大変注目を浴びました。弊社の展示ブースにAWSと挿管モデルを3式用意したAWS挿管試技コーナーを設け、ほとんど空く時が無いくらい沢山の先生方に実際にAWSをお試しいただき、その機能と特長を認識いただきました。すばやく正確な気管挿管を実現するニューデバイス「エアウェイスコープ(AWS)」を今後もどうぞ宜しくお願い致します。
Dameca社全身麻酔システムDaisy
昨年末にリリースしたデンマークDameca社製 全身麻酔システムDaisy(デイジー)も、実機をご覧頂いた先生方からは、他に無いシンプルなデザインと回路が改めて好評を得ました。従来の麻酔器では、アブゾーバと本体の間に、フレッシュガス供給回路、余剰ガス回路、圧力センサチューブ、フローセンサチューブ、呼気/PEEP制御用チューブなど様々なチューブが散乱し、外れやキンク事故に対するリスクや洗浄後の組立間違い等が少なからずありました。
デイジーの回路はとてもシンプルで口元フローセンサチューブ以外、前述した回路、チューブ等は一切無く、このようなトラブルを防ぐことができます。また、デイジーのアブゾーバキャニスタはカセット形状になっているため、急な交換でもワンタッチと、とても簡単なうえリークを軽減する事もできます。シンプルデザインは見た目だけでなく、リスク軽減の一助となるデイジーを今後ともよろしくお願いします。
体温管理
体温管理機器ではゲラサーム社のスマートケアが注目を浴びていました。従来の温風式加温装置では機器から出る風により、患者さんの体表面に30~50Wの熱量を加えることができますが、隣接する外科医も同時に温められてしまうことや、室内の埃を舞い上げてしまうという欠点がありました。
スマートケアは、本体が非常にコンパクトであり、カーボンファイバー式加温方法の採用により、加温部は体表との接面部のみなので、ブランケット外部は温まらないので環境の温度に影響しませんし、埃を舞い上げることなく、確実に患者さんの体温管理が行えるので、手術室での体温管理機器としてはとても有効です。
日本麻酔科学会様からも昨年4月(12月改定)に危機的出血に関するガイドラインが制定され、各施設では低体温予防等の合併症対策としての体温管理機器の整備が急がれております。弊社では温水式、温風式、カーボンファイバー式加温装置の他に血液輸液加温装置など各種体温機器を取り揃え、周術期における全身管理の質の向上をお手伝いいたします。
最後に、今回の展示にいらっしゃった先生方、気付いて頂けたでしょうか?
麻酔器の上に飾ってあった花束はデイジーという花のブーケで、テーブルの上においてあった人形、こちらも名前はデイジーだったということを。
(市場開発部 木本、見辺、西川)






