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革新的な解決手段

DHMCで行われる12週間の一般医療・外科看護師レジデントプログラムは、システマチックな講義、組織立てられたシミュレーションによる臨床経験シナリオ集、self-directed learning(自己主導型学習)、臨床実習(特定分野の専門性を持つ有資格講師付き)から構成されています。12週間のプログラムでは、スキルについての講義及びself-directed learning(自己主導型学習)に82時間、シミュレータを使った経験に40時間、臨床実習(講師付き)に382時間が使われます。新卒看護師をプロフェッショナルにするサポートにおいて、助言による個人指導は重要な要素となっています。特別に作られているシミュレーションによる臨床経験シナリオ集では、可能な限り臨床実践に似せているイベントや状況が提示されます。

 

このような形で得られるシミュレーション体験によって、新卒看護師達は臨床ユニットで処置を行う前に、看護学校で学習した基本的なスキルを向上させることができます。

シミュレーションによる臨床経験シナリオ集には、JCAHO(Joint Commission on Accreditation of Healthcare Organizations;医療施設認定合同審査会)のNational Patient Safety Goals(全国患者安全目標)、リソース管理、チームワーク、コミュニケーション、人的ファクタが組み込まれています。シミュレーションによる臨床経験(SCEs)は順番に並べられ、初めにシミュレーションで得た経験を使って、スキルやクリティカルシンキングが形成されるようになっています。

 

看護師達が働いているであろう環境を想定し、看護処置への妨げとなることもシミュレーションによる臨床経験シナリオ集には含まれており、複雑さを増しています。看護師が患者さんのアセスメントをしていたり、看護師が救急患者さんに処置をしている際に、家族役のメンバーがいたり、医師が間違った脚に処置をするといったことによって、看護が妨げられ、中断されたりします。
シミュレーションセンターにおいて、看護師レジデント達は治療の複雑さや注意深い行動の重要性を学び(Ebright、2003)、これを示すように励まされます。この様にして、薬剤の投与や「何かがおかしい」ということを認識するといった、安全に治療を実践するという習慣が処置と結び付けられます。

シミュレーションによる臨床経験シナリオ集を体験するグループには、4人の看護師レジデントが参加します。個々のシミュレーションのセッションは、初めに前の週に看護師レジデントが経験したことを詳しく述べることから始まります。個々のシミュレーションを体験後、内省のための時間が取られます。この中で、学習のための質問に基づいた質疑が行われます(Thirteen Ed、2007)。シミュレーションセンターの教員及び専門分野別講師が毎週、個々の評価を行います。

基本的なスキル及び能力が身に付くように、学習した経験に対して教育が追加されます。能力アセスメントが、シミュレーションセンターで最終週に行われます。看護師レジデントが試用期間を延長せずにDHMCで働き続けるためには、最低限の能力レベルにまで達しなければなりません。 

 

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