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全血式血小板測定装置「SFP変法」の新たな展開

3.4チャンネル独立吸引、同時測定方式

マイクロメッシュ法を採用している従来機種:SSR社製WBAアナライザは、測定系が1チャネルのため、試薬(血小板凝集惹起物質)濃度の薄いチャンネルから、濃いチャンネルへ順次吸引測定を行う、凝集塊蓄積式測定方式を採用していました。
この凝集塊蓄積測定方式は、マイクロメッシュに低濃度試薬検体の血小板凝集塊を付着させたまま、当該チャンネルの検体を吸引測定するため、各チャンネルの測定データは前チャンネルの凝集率及び偏差を含みますので、データの再現性や透過光法との相関性に影響があると考えられます。
WBAカルナは、センサーとなるマイクロメッシュフィルタを4チャンネルに配し、全てのチャンネルが同時に同条件で測定できる方式を採用したので、データの再現性や、光透過法との同一検体のデータ比較に於いても、十分に相関が得られる結果となりました(図6)。

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また、従来機では1チャンネル毎に測定を行うため、試薬を添加してから吸引測定までの時間差(試薬反応時間差)が最大1分生じます。この反応時間差は、抗血小板薬を投与されている患者検体測定で見られる凝集塊が解離していく検体(図11)を測定した場合に、影響が出ることが考えられます。WBAカルナは同時吸引測定ですので、反応時間も全て一定となり、抗血小板モニタ測定に於いてもデータの信頼性が向上しました。

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