掲載:2011年1月 / 文責:クリティカル・ケア部
赤外蛍光を用いた新しいNavigation Surgery
赤外観察カメラシステムpde-neoは、肉眼では見えない近赤外像を観察するカメラです。
組織表面下の血管やリンパ管の蛍光像を簡便にリアルタイムで観察することができます。
今後ますます期待が高まる新機能
ICG蛍光法では、組織表面下のリンパ管の可視化が可能なため、色素法単独で行う場合に比べ、見落としの減少、皮膚切開の位置や範囲の検討が簡便になるなどの利点があります。
蛍光造影によって、肉眼では確認しにくい胆道が描出できました。
蛍光造影によって、より手術に適したリンパ管を同定することができました。
近接撮影(微細構造観察)機能
カメラのヘッド部分を回すことでフォーカスを調整できます。カメラを被写体に近づけることで、より詳細な観察が可能になります。
白色LED搭載(術野照明)
蛍光観察時は無影灯を消灯※するため、手術野が観察しにくい場合があります。
pde-neoは、カメラユニット前面に白色LED照明を搭載し、手術野を
照らすことができます。 ※蛍光灯は点灯の状態でも観察が可能です。
カラー/蛍光 両対応カメラ
カラーの観察に対応しました。手元スイッチのワンタッチ操作で、カラー画像と蛍光画像を切り替えながら同一視野で観察することができます。近接観察時の手術野の確認のほか、手術部位の記録画像としてもお使いいただけます。
仕様 |
||
カメラユニット | センサ |
固体撮像素子 |
機能 |
励起光調整機能、白色照明機能、手元操作機能、フォーカス調整機能 (約5 cm~30 cm) |
|
コントロ-ラ (リモートコントローラを含む) |
機能 |
画像改善機能、コントラストエンハンスメント機能 カラー調整機能、蛍光/カラー切り替え機能 |
画像出力 |
BNC 2系統、Y/C 1系統 |
|
定格 | 定格電源電圧 |
AC 100 V (±10 V) |
電源周波数 |
50 Hz / 60 Hz |
|
消費電力 |
50 V・A |
|
動作周囲温度 |
+10 ℃ ~ +30 ℃ |
|
動作周囲湿度 |
20 % ~ 70 % (ただし、結露しないこと) |
|
保存周囲温度 |
0 ℃ ~ +40 ℃ |
|
保存周囲湿度 |
20 % ~ 70 % (ただし、結露しないこと) | |
外形寸法 (突起部等を除く) |
カメラユニット |
約80 mm(W) × 182 mm(D) × 80 mm(H) |
コントロ-ラ |
約322 mm(W) × 283 mm(D) × 55 mm(H) |
|
リモートコントローラ |
約65 mm(W) × 190 mm(D) × 25 mm(H) |
|
質量 (ケーブル等を除く) |
カメラユニット |
約0.5 kg |
コントロ-ラ |
約2.8 kg |
|
リモートコントローラ | 約350 g |
さらに詳しい商品情報をお知りになりたい方はコチラよりお問合わせください。