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PICU人工呼吸管理プロトコール 前篇 <はじめに>

はじめに

Ⅰ 目的
PICU(Pediatric Intensive Care Unit)において人工呼吸を必要とする患者のマネージメントにおける持続的な診療とタイムリーな医学的処置を提供すること

Ⅱ 提供者
高度呼吸療法実施者の資格証明及び責任についてのデューク大学病院の方針に適合する高度呼吸療法診療者ライセンスを取得していること。

Ⅲ 方針

A

当プロトコールはPICUの患者に対する人工呼吸の導入と持続的な提供に対するガイドラインを形成するものである。

B 呼吸療法診療者(RCT)は医師から供給された処方箋に基づき、当プロトコールを導入する。その後、パラメータの変更が
プロトコールガイドライン内に収まっている限りにおいては、以降のパラメータの変更をもたらした人工呼吸についての医師の指示を診療記録に記入する必要はない。

Ⅳ 患者/家族に対する指導

A 患者とその家族は人工呼吸管理プロトコールに従って指導する。到達点及び目的とウィーニングの方法についても同時に話し合いをおこなう。

Ⅴ 適応

A PICU人工呼吸管理プロトコールは、人工呼吸を必要とするほとんどの小児の患者に適応する。

Ⅵ 除外

A 窒素(subambient)療法、もしくは二酸化炭素療法をおこなっている患者
B 手術前の単心室患者。ただし、手術後72時間が経過していて、血行動態が安定していれば、PICU所属の医師の判断によってこのPICU人工呼吸管理プロトコールに沿った処置をおこなうことも可能である。
C PICU所属の医師の判断によって、どのような患者であってPICU人工呼吸管理プロトコールから除外することができる。

Ⅶ PICU人工呼吸管理プロトコール - オプション

A PICU人工呼吸管理プロトコールは以下の3項目から成る。
  1.従来の人工呼吸
  2.高頻度振動換気(HFOV)
  3.高頻度ジェット換気(HFJV)
B 選択
  1.呼吸療法診療者は患者のイニシャルアセスメントを行い、PICUのメディカルチームと相談し、以下のことを決める。
  a) 人工呼吸に対する臨床的指針をつくる。
  b) 臨床的な目標をたてる。
  c) 患者に必要とされる人工呼吸補助のレベルを決定する。
  d) 的確な人工呼吸管理プロトコールを選択する。

 

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