NICU・小児科向け 脳波測定の新トレンド aEEGとは何か
aEEGとは何か
1960年代、Douglas MaynardとPamela PriorによりaEEGを記録できる当時は脳機能モニタと呼ばれた機械がロンドンで製作されました。この脳機モニタにはディスプレイはなく、感熱紙にaEEGが記録されるというものでした。
紙への記録速度は1時間で6-30㎝でした。
rawEEGは表示される事はなく、インピーダンスは連続的にモニタされていました。
aEEGは、これを最初に様々な発展を遂げていきています。

ここではaEEGのコンセプト及びEEGとの違いを簡単にお示しします。
従来のEEGでは、赤ちゃんについての多くの情報をえられます。背景脳波活動、非対称性因子(Asymmetries)、脳半球間の同期生、PRSW(中心部陽性鋭波)、てんかん発作パターンなどです。
aEEGでは大きな情報フィルターはありません。情報フィルターを通すことで、非常に単純化された背景脳波活動が示されます。
てんかん発作(Seizurures)、背景脳波パターンの変化、睡眠覚醒周期(SWC)といったものを見る事ができます。これらは、NICUのスタッフにとって有益な情報です。aEEGはパターン認識に基づいて、読み取ることを学びます。Full EEGを見ることはありません。
この方法の大変優れているところは、数時間にわたり、また、しばしば数日にわたり、患者さんの妨げにならず記録できるのことです。最近のaEEGでは、チャンネル数は減り、デジタルでデータを保存し、後で記録を分析することが可能です。
EEGとaEEGのアルゴリズム

NICUでのaEEGの広がり
NICUでaEEGがどのくらい使用されているかはっきりとはわかっていません。あくまでも推定値ですが、お示しします。
Australia, Denmark, New Zealand, Sweden, The Netherlands: > 70-80 %
Finland, France, Japan, USA: < 30-50%
オーストラリア、デンマーク、ニュージランド、スウェーデン、オランダでは70-80%でaEEGを使用しています。フィンランド、フランス、日本、アメリカでは30-50%の使用状況でしょうか。 先進国、西欧諸国について、aEEGが全く使用されていないということはないでしょう。 そして、現在の使用状況はどんどん増えています。
我々がaEEGの使用状況について知り得る情報としては、唯一2007年に発表された論文がありますのでご紹介します。






