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横浜市立大学附属市民総合医療センター 高度救命救急センターでの低体温療法

生存退院から社会復帰へ

心室細動による院外心停止に対する治療の動向は、近年、著しい変化を遂げている。
救急救命士による包括的指示下での電気的除細動や一般市民へのAED解禁に伴い、心室細動治療の焦点が、In-hospital(院内)からPre-hospital(院外)へと移行し、治療目標が救命(生存退院)から社会復帰へと変化してきている。

 

AHA Guideline 2005では、心室細動による心肺停止蘇生後の意識障害例に対する低体温療法がClass Ⅱaとなり、Post Cardiac Arrest Syndrome(蘇生後症侯群)に対する関心が高まりつつある。

 

chain of survival

 

心肺停止蘇生後の意識障害例に対する低体温療法が、本邦においても注目され、積極的に行われつつあるが、いつでもどこの施設でも簡便に低体温療法が実施できる体制が整っているとは言い難い。そこで、その一つの解決策として当院ではArctic Sunを導入した。

2003年以降、当院では院外心肺停止蘇生後の意識障害残存例65例に対して 低体温療法を施行している。当院における低体温療法の適応を表に示す。

 

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