slide10:EEG and timing of brain injury

EEGと脳損傷のタイミング

Watanabe教授が作られたスライドをこれまで使って来ています。非常に良くできたスライドであり、損傷中と損傷後におけるEEGの予測性について大変良く記述していると思っています。損傷を受けている間、EEGにおいて異常の急性ステージであるdepressionが見られます。主としてdepressionであり、次にこのステージではリカバリーが見られ、しばらくすると異常の慢性ステージとなります。aEEGは異常の急性ステージを非常に良く見ることができます。勿論、EEGも同様です。しかし異常の慢性ステージにおいては、full EEGを見なければなりません。
この脳損傷がいつ発生するかによって異常のタイプが異なります。出生前に発生した場合、慢性的異常も見ることになるでしょう。その場合、aEEGはあまり有益ではありません。しかし分娩中や分娩後に何か起こった場合、そして脳損傷の直ぐ後にaEEGを取り付けた場合、有益な情報を数多く見ることができるでしょう。

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