slide28:Clinical diagnosis of seizures is  not reliable

てんかん発作の臨床診断は信頼性に欠ける

これらの2つの研究から、てんかん発作の臨床診断は信頼性に欠けることが知られています。MizrahilとKellawayらはVideo EEGを使ったこの研究を行い、91人の患者で415の臨床診断の新生児てんかん発作を観察しています。しかし、これらの2/3ではEEGによるてんかん発作activityは見られませんでした。たった1/3がEEGにおいてもてんかん発作activityが見られただけでした。この研究は昨年発表されました。12人の新生児で生後1日にVideo EEGによる測定が行われました。real EEGとVideo EEGにより526のてんかん発作が検出されましたが、このうちスタッフによって正しく認識されたのは10%未満でした。これはスタッフがpoorであるといったたぐいの話ではなく、このように難しいということであります。新生児はてんかん発作ではないstrangeな体動を示しますし、臨床徴候が全く無い数時間のてんかん発作を起こすものなのです。

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