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第7回ICG蛍光Navigation Surgery研究会

掲載:2014年11月 / 文責:クリティカル・ケア部

本年10月18日 京都私学会館にて、「第7回蛍光Navigation Surgery研究会」が開催されました。

弊社は共催企業として浜松ホトニクス株式会社と共に、今回の研究会のお手伝いをさせて頂きました。遠方からも多くの先生方にご参加頂き、会場には約80名の先生方にお集まり頂きました。

 

ICG蛍光法とは、主に肝機能検査、循環機能検査、眼底造影用の試薬として用いられているICG(インドシアニングリーン)の強い蛍光を利用した方法で、既に20年前から臨床使用されております。 蛍光Navigation Surgery研究会は、ICG蛍光法の有用性・安全性を検証し、安全な施行を啓発し、知識の交流を深めることを目的に、京都大学乳腺外科教授 戸井 雅和先生、釧路労災病院院長 草野 満夫先生、橋本クリニック院長 橋本 隆先生を発起人に発足いたしました。

 

今回は、関西医科大学附属 枚方病院 乳腺外科 教授 杉江 知治先生当番世話人の下、午前中は乳腺外科領域・形成外科領域の一般演題および、教育講演『革新と創造~ICG蛍光法の基礎と臨床』が開催され、先進的なご研究についてご発表頂きました。

 

教育講演は、「皮膚外科領域」、「乳腺外科領域」、「形成外科領域」、「肝胆膵外科領域」4つの領域に着目し、各領域でアクティブにご研究・ご活躍されておられる、国立大阪医療センター 皮膚科 爲政 大幾先生、神鋼会 神鋼病院 乳腺科 山神 和彦先生、岡山大学 形成外科 山田 潔先生、関西医科大学 外科学講座 海堀 昌樹先生にご講演頂きました。

 

各領域の背景・ICG蛍光法使用例から、問題点・課題について、わかり易くご講演頂きました。ICG蛍光法の手技が確立してきたと改めて実感を致しました。

 

午後の部では、肝胆膵外科領域・その他領域のセッションがありました。ICGと密接な関係のある肝胆膵外科領域では、小児から成人まで、区域の同定や腫瘍の検出等、多岐にわたる使用方法が報告されました。

 

その他領域においても様々な診療科における使用方法、新たなディバイス、蛍光試薬の開発等、先進的なご発表が多数報告されました。

 

特別講演では、京都大学大学院薬学研究科 研究科長 佐治 英郎先生をお招きし、近年進歩が著しい、放射線、光核磁気共鳴、超音波等のディバイスを用いてこれまで可視化されていなかった個体内での分子の動きを見えるようにする手法、「特に乳癌をはじめとする分子イメージング」・「分子イメージングをおこなうための新たなプローブ開発」について、ご講演を頂きました。

 

最後に、お忙しい中、座長の労、講演の労をお取りいただきました先生方、長時間ご聴講頂きましたご来場の皆様に、この場をお借りして、改めて深く御礼申し上げます。 第8回研究会は浜松医科大学 第二外科 海野 直樹先生を当番世話人として来年10月17日 浜松にて行われる予定です。詳細が決まり次第、ご案内させて頂きます。

 

なお、今回のセミナー抄録集を希望される方は下記ホームページのフォームにご記入ください。
その際に「ご用件」欄に「第7回蛍光ナビゲーションサージェリー研究会抄録希望」とご記入の上、送信ボタンを押してください。

後日、送付又は営業から持参させて頂きます。

 

 

第7回蛍光ナビゲーションサージェリー研究会抄録のお問合わせ

 

 

文責: クリティカル・ケア部

(2014年11月)

 

 

 

 

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