TOP > 学会展示会レポート > 第9回 蛍光Navigation Surgery研究会レポート

第9回 蛍光Navigation Surgery研究会レポート

第9回 蛍光Navigation Surgery研究会レポート

本年10月15日 京都私学会館にて、「第9回蛍光Navigation Surgery研究会」が開催されました。

弊社は共催企業として浜松ホトニクス株式会社と共に、今回の研究会のお手伝いをさせて頂きました。遠方からも多くの先生方にご参加頂き、会場には約80名の先生方にお集まり頂きました。 ICG蛍光法とは、主に肝機能検査、循環機能検査、眼底造影用の試薬として用いられているICG(インドシアニングリーン)の強い蛍光を利用した方法で、既に20年前から臨床使用されています。蛍光Navigation Surgery研究会は、ICG蛍光法の有用性・安全性を検証し、安全な施行を啓発し、知識の交流を深めることを目的に、京都大学乳腺外科教授 戸井雅和先生、釧路労災病院院長 草野満夫先生、橋本クリニック院長 橋本隆先生を発起人に発足いたしました。

第9回蛍光Navigation Surgery研究会

今回は、関西医科大学 外科学講座 准教授 海堀 昌樹先生当番世話人の下、午前中は蛍光法を用いた血流評価関連の一般演題に加え、産業技術総合研究所ナノチューブ実用化センター副センター長 岡崎 俊也先生をお招きした特別講演が開催されました。この特別講演では、近年量産化され、再度注目を浴びている素材カーボンナノチューブを用いた近赤外蛍光プローブの開発についてご講演をいただきました。カーボンナノチューブは、比重がアルミの半分で、鉄鋼の20倍の強度をもち、電子移動度はシリコンの約10倍で、流せる電流量は銅の1000倍、熱伝導性も銅の5倍以上と、画期的な性質をもち、宇宙と地球を結ぶ宇宙エレベーターのワイヤにしようしては?と言われるほどの、夢のような材料といわれております。その夢のような素材カーボンナノチューブについて、また開発した酸化カーボンナノチューブを用いた蛍光イメージングの応用ついて解りやすくご講演され、術中蛍光造影技術の新たな情報に触れることができました。

第9回蛍光Navigation Surgery研究会

午後の部では、昨年Springer社より出版された書籍「ICG Fluorescence Imaging and Navigation Surgery」の総監修者であられます、静和記念病院 院長 草野 満夫先生をお招きして、書籍の出版の記念講演として、「ICG蛍光法のPast, Present, and Future」と題し、ご講演をされました。草野先生は当研究会の発起人の一人として、第1回蛍光Navigation Surgery研究会の当番世話人として発足時より、当研究会をサポートしていただき、蛍光法の出会いから、現在に至る歴史、現在の課題等をご発表されました。

また一般演題では、乳がんのセンチネルリンパ節、リンパ浮腫等の造影について、肝胆膵外科領域の新たな使用方法、TOPICSについて触れることができました。

最後に、お忙しい中、第9回当番世話人をお引き受けいただいた海堀昌樹先生、座長の労、講演の労をお取りいただきました先生方、長時間ご聴講頂きましたご来場の皆様に、この場をお借りして、改めて深く御礼申し上げます。 なお、第10回研究会は京都大学 乳腺外科 教授 戸井雅和先生を当番世話人として、10月7日に開催される予定です。詳細が決まり次第、ご案内させて頂きます。

なお、今回のセミナー抄録集を希望される方は下記ホームページのフォームにご記入ください。その際に「ご用件」欄に「第9回蛍光ナビゲーションサージェリー研究会抄録希望」とご記入の上、送信ボタンを押してください。

後日、送付又は弊社営業担当者から持参させて頂きます。

■ 第9回蛍光ナビゲーションサージェリー研究会抄録のお問合わせ ■
※「ご用件」欄に「第9回蛍光ナビゲーションサージェリー研究会抄録希望」とご記入ください。

文責: OR・教育部 三根 倫治

2016年11月

▲ ページ上部へ戻る

print 戻る

関連一覧

Copyright © 2017 アイエムアイ(株). 医療従事者向け情報マガジン イント http://imimed.jp