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第44回日本集中治療医学会学術集会 神経集中治療ハンズオン ご報告

第9回 蛍光Navigation Surgery研究会レポート

第44回日本集中治療医学会学術集会(2017年3月9日~11日、札幌市、会長 丸藤哲先生 北海道大学先進急性期医療センター救急科教授)にて開催された[神経集中治療ハンズオン]にご協力させて頂きましたのでご報告申し上げます。

第44回日本集中治療医学会学術集会 ハンズオンセミナー

テーマ :

「神経集中治療ハンズオン(神経集中治療の醍醐味を感じる)」

日時 :

平成29年3月8日(水曜日)

会場 :

北海道大学学術交流会館

公式サイト :

http://44jsicm.gakkai.me/

[神経集中治療ハンズオン]は第44回日本集中治療医学会に先立ち、3月8日(水)に北海道大学学術交流会館にて開催され、【心拍再開後】【頭部外傷】【脳卒中】【てんかん重積状態】の4つのシナリオブースで構成され、まさしく、「神経集中治療の醍醐味を感じる」コースでした。

臨床現場で使用する点滴や処置物品なども準備され、実際にモニタ上でバイタルサインが変動、シミュレーターの人形にシバリングが出現する等、現場で起こりえる状況が想定され、まるで実際の臨床現場にいるかのような体験ができるハンズオンでした。全てのブースで、シナリオに沿い、インストラクターの先生が受講者に「このような状態ではどうのようにプランニングされますか?」と質問を投げかけられるシーンが非常に多く見受けられました。

【心拍再開後ブース】では、心停止後の患者様に対し、目標体温管理療法(Targeted Temperature Management:以下TTMと記載)の適応、体温管理装置の使用方法、目標体温設定、シバリングの対応方法について学ぶ事が目標とされていました。体温設定時の注意点などがレクチャーされた後に、Arctic Sunを始めとする体温管理装置を使用しTTMのシミュレーションが開始されました。[冷却導入時]には血圧低下や、シバリング、てんかん発作などの合併症が出現。受講者からの活発な意見、インストラクターの助言をもとに、合併症に対する処置、[維持期]、[復温期]、[平熱管理期]とTTMの全てのフェーズを体験するブースとなっていました。

【頭部外傷ブース】【脳卒中ブース】では、頭蓋内圧亢進時の呼吸管理や対処方法、ICPモニタの挿入などを実際に体験し、くも膜下出血の患者様に対する、血圧コントロール時の薬剤の選択や、合併症のコントロールに対する海外のガイドライン、日本の傾向を交えたレクチャーや意見交換など、非常に活気のあるブースでした。

【てんかん重積状態ブース】では、集中治療において必要な脳波所見を学び、専門医に相談できるようになることが目標とされていました。非痙攣性てんかん重積状態(以下、NCSE)の定義や、NCSEを起こしている患者様の脳波と同期した動画画像を確認し、NCSEは脳波観察無しに発見することが難しいことを入口に、どういった脳波が専門医に相談すべき所見であるか等のレクチャーでした。受講者の皆様が実際のデータを用いて、疑うべき所見を考えるという、すぐに実践に活かせる内容となっていました。
2015年のJRCガイドラインにて、NCSE検出における持続脳波モニタリングの重要性が記載されました。今回、このような具体的なNCSE症例を検討することにより、受講者も今まで以上に持続脳波モニタリングの重要性、必要性を感じられたのではないかと思います。

近年、神経集中治療が以前にも増して注目されていますが、この分野は多岐に渡り、非常に奥深いものであることを改めて感じる企画でありました。弊社もこのハンズオンに参加したことにより、神経集中治療の重要性を再認識し、どのような情報提供が必要か、説明会の際にはどのような点に注意をおいて説明させて頂いた方が良いかなど、多くのことを学ぶ貴重な機会となりました。

弊社では、患者様の神経学的予後向上、神経集中治療の発展に寄与することを目的に、体温管理療法で最も多くご利用されている体温管理システムArctic Sun、脳酸素代謝をモニタリングできるNIRO-200NX、aEEGトレンドを有するベッドサイドモニタNicoletOne、瞳孔反応を定量測定するNPi-200等、[脳保護戦略のためのデバイス]を豊富に取り揃えています。

また、機器の説明会という観点に留まらない、[体温管理療法、体温管理療法中の合併症、看護ポイント]、[aEEGモニタリングの観察方法]等の勉強会、データ解析相談などの臨床サポートにも注力しています。各ご施設様のニーズに合わせた院内勉強会を行うことが可能ですので、是非、お声がけ頂ければ幸いに存じます。

今後も、各学会、団体主催の【PCASセミナー】、【神経集中治療ハンズオンセミナー】等の開催がございます場合、弊社メルマガ、ホームページにても、開催案内のご案内を申し上げます。
どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

「神経集中治療ハンズオン(神経集中治療の醍醐味を感じる)」にご提供させて頂いた機器

■ 体温管理システムArcticSun 5000
http://www.imimed.co.jp/product/temp/detail/actic_5000.html

■ aEEG脳機能モニタリングNicoletOne
http://www.imimed.co.jp/product/monitor/detail/nicoletone.html

■ 瞳孔記録計NPi-200
http://www.imimed.co.jp/product/monitor/detail/npi200.html

「Neuroモニタリング倶楽部」のご紹介

~良好な神経学的予後のために~
Neuroモニタリング倶楽部は、脳波トレンドaEEGを始めとする神経モニタリング情報【脳神経蘇生】【神経集中治療】に関する文献情報などのご提供を目的とした会員制ページです。 電極の装着手順や学会での共催セミナーで発表された講義のDVDなど、様々なコンテンツが閲覧できるようになっていますので、是非、ご登録ください。
http://neuromonitor.net/

文責 救急・CC部 クリニカルスペシャリスト 片山 映里

(2017年4月)

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