更新:2018年12月 / 文責:レスピラトリ・ケア部
この度パシフィックメディコ社の取扱商品である【ComfortAir(コンフォートエア)】の日本における総代理店となり、販売開始となりましたことをご案内申し上げます。
ハイフローセラピーは、ネーザルカニューラ等で、吸気流速以上の混合ガス(酸素と空気)を流すことで、従来の酸素療法と比べて酸素化の改善が素早く図れるので、ここ数年で飛躍的に普及した呼吸療法です。
使用における選択の位置づけは以下のようになりますが、NPPVに比べ、鼻カニューラを使用するためQOLの改善、簡便性などに優れています。
【ComfortAir】は、ブロワ、加温加湿器が一体となったハイフローセラピー専用器です。一体型になったことで、院内、在宅など様々な場面で使用が可能となりました。
また以下の特徴を有しています。
主な仕様は以下の通りです。
流量 | 成人:10~60L/min 小児:2~25L/min |
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温度 | L:31〜33℃ M:34〜35℃ H:36〜38℃ |
モニタ | 酸素濃度 21〜95 % |
アラーム | フロー異常、呼吸回路 外れ/閉塞、酸素濃度 上限/下限、酸素センサ異常、 加温加湿チャンバ異常、水位低下、ブロワ異常、ヒータープレート異常、 ヒーターワイヤ異常、温度プローブ異常、電源異常 |
規格 | ISO 8185、IP21 |
環境仕様 | 作動温度 18~28℃ 保管温度 −20~60℃ 作動相対湿度 30~70% 保管相対湿度 10~95% |
【ComfortAir】が新たにアイ・エム・アイ株式会社の呼吸器商品群に加わり、急性期から慢性期、院内、在宅と一段と幅広く商品、サービスをご提供できることになりました。
更なる商品拡充を努め、皆様にご提供できる体制を整えて参りたいと思います。