掲載:2008年10月
このフローアナライザPF-300は、人工呼吸器や麻酔器の点検・校正用測定器です。
1986年からIMIでは、キャリブレーションアナライザRT200(米国:アライドヘルスケア社製)を取り扱っておりましたが、1998年に販売を、パーツ供給も昨年末に終了しています。 RT200に代わる人工呼吸器、麻酔器の点検・校正用測定器として現在は、フローアナライザPF-300を販売・レンタルしております。
フローアナライザPF-300の特徴
測定パラメータは、温度・湿度を含み全28種。同時に16パラメータを測定できます。 3.7㎏と小型なボディには、4時間作動可能なバッテリを内蔵し、持ち運びやベッドサイドでの迅速な点検が可能です。
パソコンでデータ管理
パソコン専用のソフト、『FlowLab』 が付属。
リアルタイムの数値、波形はもちろん、約100時間のトレンドデータも取得できます。 また点検データを簡単にレポート化でき、印刷やPDFファイルで記録に残すことができます。
点検自動チェック機能
測定項目の点検基準、上限・下限を入力することで、FlowLabは自動チェックを行います。 測定値が誤差範囲内であれば、OKサインでチェックマーク (赤○)が入ります。この機能により、一目で点検OKか否か判断できます。さらに、この状態をレポートとしても記録できます。
フローアナライザPF-300に麻酔ガスセンサOR-703を接続するだけで セボフルラン・イソフルラン・ハロセン・エンフルラン・デスフルランの5種の麻酔ガスが測定でき、 さらにN2O(笑気)とCO2も測定可能です。たった30gの超小型センサですので、 場所をとらず、気軽に気化器の点検を行えます。