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人工呼吸器フローセンサの取扱い

人工呼吸器フローセンサ、呼気弁ボディの取扱い

今回、「呼気フローセンサ」の破損事例を紹介させていただきます。

 

ネブライザ使用時の破損事例

ネブライザの薬剤がフローセンサ内部へ残留し、多くの汚れが付着した。この状態で使用を継続していたため、フローセンサへの負荷が増加し内部の金属が破損してしまった。破損により、1回換気量モニタ値が「0」、呼吸数モニタ値が増加、フロートリガーが正常に機能しなくなった。この時、「Ve下限」、「呼吸回路不良」、「低圧」、「高圧」の各種アラームが頻回に鳴動していた。 

≪ネブライザ使用時の注意≫

呼気フローセンサ内に残留した薬剤は、時間の経過とともに固形化(汚れ)していきます。この汚れが付着した状態で長期に使用を継続すると、センサの劣化が早まり使用中の破損に至る可能性があります

呼気弁ボディ、フローセンサは、患者様の呼気フローを測定する重要なアクセサリであり、その精度を維持するために、洗浄、滅菌、必要に応じた交換が必要となる消耗品です。“汚れなどを適切に除去すること”や“定期的な交換を行なうこと”で、安全に安心してご使用いただけます。 

特に、ネブライザ使用時は、センサの劣化を防止するため、早めの洗浄をお勧めします。 

 

少しだけ、専門的に・・・

 

ネブライザで使用する薬剤に塩化物イオンや塩素系化合物などが含まれる場合、その残留物により、フローセンサ内部のステンレスの劣化が早まる場合があります。これらの薬剤を使用された後は、フローセンサを洗浄・消毒し、薬剤を完全に取り除いてください。フローセンサは消耗品ですが、臨床使用に伴う薬剤の残留物を取り除くことで、劣化を抑えることができます。

 

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(2013年2月更新)
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