掲載:2014年1月 / 文責:レスピラトリ・ケア部 レスピラトリ―チーム
Monnal T50の特徴にモニタ機能の充実が挙げられます。
操作ミス低減を目的とした病院と在宅用の画面切替機能を有し、様々な設定が人間工学に基づいたアイコンやボタン・ダイヤルの配置により格段の操作性を実現しています。
モニタ画面は全ての情報が1画面に統合されており、状況把握を一目で行うことができます。
基本操作はシンプルに設計されていますので「画面上の設定したいアイコンをタッチ、ダイアルを回して、押す」の3つの動作だけです。
今回は換気条件を設定する際に役立つ「オペレーションサポート機能」をご紹介します。
「新規患者」を選択
「成人」あるいは「小児」を選択
「侵襲」あるいは「非侵襲」(NIV)を選択してから換気モード選択。選択されたボタンは黄色のランプが点灯します。選択内容を確認してOKであれば「確認」ボタンをタッチしてください。
それでは、ここから換気条件を設定します。
全て「タッチして、ダイヤルを回し、押す」の3つの動作で設定値を選択・確定できます。
例:(A)VCVの場合
1回換気量の設定
呼吸回数の設定
PEEPの設定
I:E比の設定
トリガー感度の設定
フロー波形の変更
深呼吸のON/OFFと1回換気量の設定
深呼吸の周期設定
設定の変更による波形や流量、吸気時間などの変化がリアルタイムで確認できる「オペレーションサポート機能」は如何でしたか?
次回はオートテストの意義とアラームの設定方法などについてご紹介させていただきます。