掲載:2014年9月 / 文責:レスピラトリ・ケア部 ベンチレータチーム
救急車・ドクターカー・ドクターヘリ・院内における搬送の呼吸管理・術後呼吸管理も含め幅広くご使用いただけます。
本体3.7㎏の軽量ボディ、エアー配管は不要。補助バッテリ搭載で最大5時間稼働。乳幼児(約3㎏)から成人まで使用が可能。 飛行機・ヘリコプターで搬送の際には、自動気圧補正機能によって適切な呼吸管理を可能に。フランスにおける救急医療支援システムSAMUにおいて、納入実績があります。
エアー配管が不要 3.7kg(外部バッテリ+搭載時は0.3kg)の軽量ボディ バッテリで最大約5時間稼働 ※外部バッテリ使用時 画面表示反転で設置場所にあった最適な画面位置に |
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2つのEmergency Mode搭載 ●緊急時に体重入力のみでVC換気を実施 (6~8ml/kgの一回換気量で換気) ●100%O2のNPPV |
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視認性に優れた直観的な操作を実現 8.4インチのタッチスクリーンによる操作 すべての設定が一つの簡単なプロセス |
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乳児(約3kg)から成人まで使用可能 すべての搬送で使用可能 ※自動気圧補正機能搭載 (ドクターヘリ、ドクターカー、院外搬送、院内搬送、病院間搬送) ER 侵襲・非侵襲換気 |
器械のコンセプトは「搬送とその先の呼吸管理を」となっています。
搬送という環境に求められる「コンパクト」・「Easy To Use」をベースにどの様な環境でもご使用いただけるよう軽量ボディで直感的なタッチパネル操作を採用しており、初めての方でも安心してご使用いただけるような工夫をしています。
また、搬送だけではなく院内の呼吸管理にも対応可能な呼吸モード及び換気条件の設定機能を搭載しており、同時に院内・在宅用人工呼吸器であるMonnal T50とMonnal T60は共通した操作性ですので搬送用途から院内・その先の在宅まで一元化した呼吸管理が可能となります。
下図は電源ON直後の本体画面です。患者サイズカテゴリは3段階に区別され、心停止など緊急時には迅速で適切な換気を行う緊急モードを搭載しております。通常換気モードは従量式、従圧式はもちろんのことCPAPモードや2相式CPAPモードも選択可能です。
今回は簡易な紹介となりましたが、「搬送とその先の呼吸管理を」というコンセプトのもと幅広い領域で活躍出来ることを期待しております。